ORIGIN

社名の由来

ダッバーワーラー(dabbawala)とは、インドで100年以上続く弁当配達ビジネスに携わる人達を指します。

宗教の禁忌やインド特有のカースト制により、仕事先で昼食を摂ることが難しく、また都市部は人口密度が高く通勤時間が長くなることから家庭で作った弁当を配達するビジネスが高度に発展しました。
インドでは元々金属製の食器が使われることから弁当箱もステンレスなどの金属製が普及しており、持ちやすい形状のため一人の配達人が数多くの弁当箱を運ぶことができ、低料金でのビジネスとして成り立っています。
現在でもムンバイなど都市部のオフィスワーカーなどが多数利用しています。
毎日17万個以上の弁当を4〜5千人のダッバーワーラーが運んでいます。
特徴的なのは、ITはもとより携帯電話や伝票すらも使わず、弁当箱につけた色とシンプルな記号だけで、区間ごとに受け渡しを行いランチタイムにきっかり配達していることです。
多くの人の手を介しているにも関わらず、配達ミスが起きるのはおよそ600万個に1個の割合と言われています。

ダッバー(dabba)は「弁当箱」、ワーラー(Wala)は「〜する人」という意味のヒンディー語です。

弊社のコアビジネスであるSCLUN事業が、ダッバーワーラーのように人々の役に立つものでありたいとの思いから「Wala」を社名に、三段重ねのダッバーをロゴマークにいたしました。



たくさんの弁当箱を自転車で運ぶダッバーワーラー。

彼らは全員同じ帽子を被っており、役割に関わらず皆が平等な待遇で働いています。

ステンレス製のダッバー。

持ち運びやすいように工夫されています。

より詳しく知りたい方は、「ダッバーワーラー『フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を御覧ください。